【集会だより】東京婦人部

 東京婦人部 記事(2023年5月28日)

私たち婦人部は毎月、堀田和成先生の説かれる「正道」の教えに基づいて、神様に生かされていることへの感謝と、正しい生活について学んでいます。

正しい信仰の基本は一切は自分から出て自分に帰るということです。他に責任を転嫁しない。まず自分から変わる努力をする。神理を信じていくこと。明るい人生はそこから始まると教えて頂いています。
 
家の中でも職場でも、あゝすればいいのにとか、こうすればいいのにと自分の正しさを主張して相手にそれを求めることがよくあると思います。そして自分の意見が通って満足したとても、相手に我慢を強いていたり、苦しませる結果になり、結局、良かれと思ってしたことも後になって後悔することが多い。そういうことを体験的に知りながら、相変わらず自分の正しさに固執して自己主張を繰り返し、人との相克が絶えません。
ここから抜け出すにはどうすればいいのでしょうか?
 
正道の教えにふれると、自分は肉体ではなく、魂であり、主なる神様に生かされているものだという真実を教わります。そして自分が正しいという想いは、自分は自分の力で生きているという肉体中心の間違った想いから出てくるということが分かってきます。

そこで堀田先生から、自分本位の正しさを祈りによって神様に預けてしまう。具体的には祈る事。そして相手の気持ちを優先しながら自分は目の前のなすべきことを神様から頂いた仕事として誠実に果たしていくことと教えて頂き、そのお言葉を信じて、祈って行為し、想いが出たら祈るという修練をしていくと、知らぬ間に素直な自分に変わっていきます。そしてそれが周りの人を楽しくさせ、勇気づけることにつながって、道がどんどん開けていくのが分かります。そういう体験を通して、本当の正しさとは神様を想うこと。正しい生活とは戒めを守り、すべてを支配する一なる神様に自分を預けることと分からせて頂きます。
 
女性は娘、嫁、母、祖母、と年齢と共にその役割が変化していきますが、
置かれた立場によって神様から実にいろいろな想いを出されるもの。
婦人部ではそうした様々な環境の下で、人を見ず、神様を観ていく修練を続けられて、心が軽く、明るくなっていかれた体験を聞かせて頂き、今の時代に神理を学んで実践することがどんなに安心で幸福なことか、語り合い、神様と自分との絆を深める糧にさせて頂いております。
 
これは 数年前の集会で伺ったお話しですが、Uさんはご主人のご家族から、嫁である自分だけが大事なことを知らされなかった出来事があり、その時の疎外感は何かあるたびに繰り返し出て来て自分自身を悩ませてきたと話して下さいました。

もちろんUさんは、この被害者意識が出るたびに祈りを続けてこられたわけですが、これではいけないと頭では理解していても、心の奥ではこの思いを大切にしていたことに気付かれました。

これではいけないと思いながら、心の中では過去の出来事を思い出しては相手を責めている、そんな自分が嫌でさらに悩む。そんな繰り返しをしてきて、今回は、神様に「もういい加減、この被害者意識の悪循環から解放されたいです」と訴えたそうなんですね。

すると、もしかしてこの状況や思いは、神様に適う自分にさせていただくために神様が出して下さったものかもしれない、という想いがわいてきて、ハッとされるわけです。

その途端、「自分だけが蚊帳の外」という長年持っていた思いから解放されて、喜びがわいてきた。そしてお義母さんに余計な気を使わせてしまったことを申し訳なく思われたと…。

自分の意志と努力ではなかなか消えない積年の被害者意識。それが今湧いてくるのは、神様が私の魂を浄化しようとされているから。その神様の愛に気付いた途端、被害者意識が歓びと思いやりの想いに転換してしまった、……なんとも凄いご体験です。

ところが、ここで話は終わりでなく、後日またUさんにとって同じような状況を出されるわけなんですね。しかし今度はUさんは今までと違って、これは神様のテストだととらえられ、「自分は夫の家族にとってやっぱり蚊帳の外の人間なんだ」という積年の想いを見つめるのではなく、神様の方に心を向けよう!神様はここで私が神様の中に入る祈りを祈ることを待っておられるんだと、神様の意図をはっきりと理解した時、心が定まったということです。

そして、心の中に、お義母さんや義理の妹さんたちの幸せを一緒に喜んでいる自分が現れて来て、親族にとって大事なことを嫁である自分には聞かされなかったことも、これでよかったんだと現状を肯定する想いに変わってしまわれたということです。

このお話を聞きながら、人は悲しみの原因が分からないから信仰に入って神理を学ぶ。そして原因の原因のそのまた原因の神様に心を向けて祈っていくうちに悲しみに動かされなくなり、逆に人の悲しみを理解し、愛や智慧をもって人に接していく広い心の人に帰っていくということが短いお話の中に凝縮されていると思いました。
 
「自分にも同じような想いがあるな」とか、「相手もつらかったんだな」と、自分にとって敵のように見えていた相手に対して思いやりの気持ちが広がっていく。嫌だなと思っていたことも、気が付くと笑い話に変わったりして、正道の明るさに心は段々童心に帰っていく。更に相手の幸せを喜ぶまでに想いが変わってしまう。

正道はまさに感謝と喜びの信仰です。
そしてそれは神様の大愛につながっている祈りがあるからこそなんですね。
この素晴らしい教えを自ら実践して、一人でも多くの方にお伝えしていきたいと思います。
 
次回は、私たち女性が本来もっている愛の心を生かすとはどのようなことなのか、体験談を通してご一緒に考えていきたいと思います。
 

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